前回の記事の続きです。
今回は、気胸と診断されて入院することになった人に向けた記事です。
25歳の誕生日を目前にして、気胸で入院することになりました↑↑
気胸で入院しているので、発覚時の状態からその後の入院に至るまでの流れを
ブログ記事にしているシリーズで今回は入院することになってから経過の観察が行われる様子を
現在入院している方や、気胸のような症状があらわれている人向けに紹介していきます。
入院してると、同じ症状の他の患者さんが
どうなったのか気になりますよね
目次
入院といわれたら
気胸には重篤度を示し指標がⅠ~Ⅲまであり(Ⅲが一番重症)
気胸の重篤度がⅡ以上だとたいてい入院となります。
入院になる人はまず血液検査や心電図のような検査を済ませ、
気胸によって胸腔に漏れている空気を抜くために胸腔ドレナージという機械を取り付けます。
これは手術というわけではないのですが、内科的な処置として
胸か脇腹に小さな穴を開け、肺に管を通します。
自分は局部麻酔を使用して処置をしてもらいましたが
意識は当然あるので、胸を切られて管を突っ込まれる感覚は怖かったですw
痛みはというと、局部麻酔を打つ時が一番痛かったですねw
ついで、管を固定するために胸に縫い付けるときがちくりとしました。
あとは、体内に管を突っ込まれてる恐怖心くらいで
痛み止めが効いているので痛くはなかったです。
処置後は、普通に歩いて行動していました。
※処置後、痛み止めが切れてくると、態勢によって体内の管が神経にあたったりするときに
痛みがでます。我慢せずにナースさんに伝え、痛み止めをもらいましょう!!
入院生活
胸腔ドレナージが入った後はとにかく安静にして
肺に空いた穴が自然にふさがるのを待ちます。
胸腔ドレナージを入れる処置後の2日ほどは動くと痛みますが、
それ以降はドレナージがついていること以外ほぼ普通に生活できてました。
(当然、お風呂とかは入れずシャンプーだけや体拭きだけだった)
入院中のスケジュール
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6:00 起きる
↓
7:00 朝の回診
↓
7:30 朝食
↓
自由時間(たまにレントゲン)
↓
12:30 昼食
↓
自由時間
↓
17:00 夕の回診
↓
18:00 夕食
↓
自由時間
↓
21:00 夜の回診
↓
22:00 就寝
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気胸であれば、食事に制限はなく常食(普通の食事)なので
問題なくご飯が食べられます!!
優しい味が、肺に開いた穴をふさいでくれる気がします。
余談ですが、経験談から入院中にこれがあるとよい!と思ったものベスト3を発表します。
3.リセッシュ
⇒入院中は洗濯が自由にできるわけではありません。
また、自分のベッドのシーツも寝汗なので汚れていきます。
そういったときに一吹きで除菌と消臭をしてくれるリセッシュが役に立ちました。
2.ふりかけ
⇒入院中の食事は栄養士さんがバランスを配慮してくれた
素晴らしい食事が出ます。
とてもおいしいのですが、塩分が控えてあるので
もしかすると味が薄く感じるかもしれません。(自分は薄く感じました…)
ふりかけがあると、ごはんが余ってしまう状況を免れることができるのでお勧めしました。
1.ホームWi-Fiルーター
⇒入院中は正直言ってすごく暇です。
かといって外に出れるわけでもないし、運動ができるわけでもないです。
正直インターネットが生命線だと思いました。
もしポケットWi-fiなどを持ってる方は持ち込むようにすることをお強くお勧めします。
入院してから一週間後
さて、上の入院生活を繰り返しているうちに
一週間ほどが経過しました。
気胸の、ドレナージ治療による入院の目安は一週間だそうで
ここでレントゲンを撮って肺が膨らんでいれば、ドレナージを一旦止めて
一晩様子をみて翌日レントゲンを再び撮ります。
翌日も肺の大きさが変わっていなければ肺がふさがったということで
治療終了、ドレナージを抜いて退院となるわけです。
まあ自分はここで退院できるものだろうと思っていたのですが、
なんと一週間で空気漏れが収まらず、
手術をすることに…(;_;
気胸は入院して一週間以上肺がふさがらない場合や再発した場合には
手術をする場合があります。大がかりな手術ではないですが、
穴がふさがらないのでは仕方ありません
というわけで、自分の入院先の病院では手術ができないようで転院することに…
一時的にドレナージを携帯式の気胸キットに切り替えて移動です…
人生初の手術で多少緊張感はありますが、どうなることでしょう。
手術をするときまったあとの流れは、次回の記事【気胸シリーズ③】に書いていきます!!
今回はこんなところで!!
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